せどりのクレジットカードは何枚が最適?使い分けのコツについて解説!

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せどりの仕入れに便利なクレジットカードですが、何枚持つのがいいのか迷っている人もいるのではないでしょうか。

  • 1枚だけだと不安な気もするし、5枚も10枚も持っていたらごちゃごちゃして嫌だし…
  • 結局、せどりのクレジットカードは何枚持つのがいいの?

この記事を書いている私は、これまで6年以上せどりをしていますが、これまでの経験からいうと2枚がベストです。

1枚がメインとして使うクレジットカード、もう1枚がサブ(または予備)として使うクレジットカードです。

本記事では、せどりのクレジットカードは何枚持つのが最適かについて、使い分けのコツを解説していきたいと思います。

目次

クレジットカードは何枚持つのが最適か

クレジットカードの枚数ですが2枚がベストです。多くても3枚まで。

1枚だと何かあって使えなくなったときに仕入れができなくなってしまいますし、3枚より多く持ってしまうと管理が大変になります。

2枚がベストである理由

せどりのクレジットカードは2枚作成しておいて、メインの1枚を徹底的に使い、他の1枚はサブ的に使っていくのがおすすめです。

1枚を集中して使う方が「支払い管理が楽になる」「ポイントを集約して貯めることができる」というメリットはあります。

とはいえ、以下のデメリットも大きいです。

限度額が足りなくなる、または何かのトラブルで使えなくなると仕入れが止まってしまう

1枚しかクレジットカードを持っていないと、何かしらの原因で使えなくなってしまった時に仕入れに影響が出てしまいます。

なので、予備用にサブカードを持っておいたほうがいいです。

締日の違うクレジットカードであればキャッシュフローに余裕を持たせることもできるので、2枚のカードを使い分けてもOKです。

限度額が少ない場合は3枚でもアリ

ただし、「クレジットカードの限度額が少ない」という方は3枚持っておくのもアリです。

一般的なノーマルカードであれば、1枚あたり30万円〜100万円の限度額が一般的。

3枚あれば90万円〜最高で300万円くらいまで使えることになるので、十分な仕入れができるはずです。

3枚より多く持ってしまうと、以下のようなデメリットが大きくなってしまいます。

  • 引き落としやキャッシュフローの計算などで管理が大変になる
  • ポイントが複数のカードに分かれて中途半端になる

クレジットカードの枚数が増えれば増えるほど管理は大変になるので、むやみに増やさないほうがいいです。

せどり用クレジットカードを使い分けるメリット

クレジットカードを使い分けるメリットについて、さらに詳しく解説します。

キャッシュフローに余裕を持たせることができる

クレジットカードを使い分けることの1つ目のメリットが「キャッシュフローに余裕を持たせることができる」こと。

例えばですが、Aというクレジットカード1枚しか使っていない場合を考えてみます。

※わかりやすく極端な例で解説しますが、イメージは掴んでもらえると思います。

【クレジットカードA】月末締め、翌月27日払い

10月1日に、クレジットカードAを使って100万円を仕入れた。

次の支払いは翌月27日なので60日近く猶予があります。

この場合、クレジットカードAの支払い期間を最大限生かした仕入れができています。

今度は別のパターンをみてみます。

10月25日に、クレジットカードAを使って100万円を仕入れた。

次の支払いは翌月27日なので、支払いまでの猶予は30日くらいしかありません。

10月1日に仕入れた場合と違って、猶予期間が短いため焦って商品を売らなければなりません。

場合によっては「損切りしてでも商品を売り切らなければ資金を回収できない」ということもあり得ます。

「クレジットカードA」1枚だけを使う場合、月の後半に仕入れるほど支払いまでの猶予期間は短くなります。なのでキャッシュフローに余裕がない場合、月の後半になると仕入れがしにくい状態となります。

「自分は月の前半しか仕入れない」というのであればいいのですが、実際そういうわけにはいかない人がほとんどかと思います。

では、クレジットカードAと違う締め日のクレジットカードBの両方を使い分けた場合を考えてみます。

例えばですが、

【クレジットカードA】月末締め、翌月27日払い

1日から20日までの仕入れに使う

【クレジットカードB】20日締め、翌月10日払い

21日から月末までの仕入れに使う

このようにすれば、それぞれの支払い期間を有効に活用できます。

  • クレジットカードAの支払い期間は約40日。
  • クレジットカードBの支払い期間は約40日。

こんな感じでバランスよく支払い期間を調整することができます。

※FBA納品までの日数や、Amazonからの入金サイクル次第なので数日のズレはでてきます。

限度額を増やすことができる

クレジットカードを使い分けるもう1つのメリットが「限度額を増やすことができる」こと。

  • 一般的なクレジットカードだと限度額は最高で100万円
  • ゴールドカードで限度額は最高で200万円

あくまで最高限度額なので、それ未満の人も多いはず。

クレジットカード1枚だけだと「限度額が足りないよ」という人もいるでしょう。

しかし、クレジットカードを2枚持つことで、その限度額を増やすことができます。

「クレジットカードAの限度額が100万円だけど、これだけだと足りない」という場合は、クレジットカードBを作ることでさらに限度額100万円がもらえれば、合計で200万円使えることになります。

枚数を増やすのではなく限度額を増やそう

とはいえ、せどりの規模が大きくなってくると限度額が足りなくなってくることも。

そんなときは、クレジットカードの枚数を増やすのではなく、以下のことを検討しましょう。

  • 利用限度額の増額申請をする
  • クレジットカードのグレードアップを検討する

クレジットカードは、ある程度の利用期間・利用実績があれば、利用限度額の増額申請ができます。

利用限度額の増額申請をすることで「今まで限度額が30万円だったのが、50万円まで増える」といった感じですね。

ただし、クレジットカードのグレードに応じて上限があります。

例)ノーマルの楽天カードあれば最高100万円

このような設定になっています。

「100万円じゃまだ足りないんだよな…」というときは、カードのグレードアップも検討してみてください。

例えばですが、楽天カードの場合は楽天プレミアムカードにアップグレードすることで、最高300万円まで利用できるようになります。

ゴールドカードやプラチナカードにする場合は年会費がかかってしまいますが、限度額や特典なども増えますし、十分にペイできるせどりの規模になっているはずです。

せどり用とプライベート用のクレジットカードは分けよう

せどりの仕入れに使うクレジットカードは、プライベート用のクレジットカードと分けたほうがいいです。

その理由を解説していきます。

お金の管理がしやすい

まず、せどり用とプライベート用のクレジットカードを分けることで、単純にお金の管理がしやすくなります。

せどりの場合、Amazonやメルカリからの入金、仕入れ代・ツール代・交通費・消耗品といった支出など、様々なお金の出入りがあります。

これらをプライベート用と混同して使っていると、どれがプライベートの支出でどれがせどりの支出なのか分かりづらくなってしまいます。

記帳する際にも、どれが経費でどれが個人利用なのかいちいち確認して、経費だけを計上するようにしなければいけないので手間がかかります。

しかも、この過程で経費の仕訳のミスが起きる可能性もあります。

あらかじめせどり用とプライベート用に分けておけば、クレジットカードの利用明細がそのまま毎月の経費になるので、収支計算しやすいメリットがあります。

クレジットカードの他に、銀行口座もせどり用とプライベート用に分けることをおすすめします。関連記事:【おすすめも紹介】せどりの銀行口座は使い分けるべき理由を解説!

会計ソフトと連携しやすい

せどり用とプライベート用のクレジットカードを分けることで、会計ソフトの処理が楽になります。

会計ソフトとクレジットカードを連携して必要経費の仕訳設定をしておくと、データを読み込んだ際に自動的に勘定科目を振り分けて経費として計算してくれます。

しかし、せどりとプライベートの支払いが混在している場合、計上されたものから事業用とプライベート用に手作業で仕訳しなければいけないので手間がかかります。

多くの会計ソフトは、あらかじめ仕分け設定しておく機能もありますが、最初は手動で設定しなければいけないので結局は手間になってしまいます。

なお、せどりにおすすめの会計ソフトは、せどりにおすすめの会計ソフト3選【確定申告もカンタン】で紹介しているので、まだ使っていないという方はぜひご覧ください。

せどり用とプライベート用を分けるデメリット

せどり用とプライベート用を分けるデメリットとしては、お店ごとに使い分けをしなければいけないのが面倒です。

例えば、

  • スーパーやコンビニではプライベート用カード。
  • 仕入れ先での支払いや、カフェで作業をするときはせどり用
  • 楽天で商品を買うにしても、せどり用とプライベート用に分ける

といった感じで、面倒ではあります。

まとめ

せどりのクレジットカードは、2枚持ちがベストな理由を解説してきました。

メインの1枚を徹底的に使い、他の1枚はサブ的に使っていくのがおすすめです。

最後にせどり初心者向けに、せどりのクレジットカードを作る際のサンプルモデルを紹介します。

まずは、以下の中から2枚〜3枚を作成。

  • 楽天カード
  • PayPayカード
  • エポスカード

いずれも無料で作成できるので、せどり初心者にもおすすめできます。

せどりを続けていく中で、限度額が不安になってきたという場合であれば、アップグレードを検討します。

  • 楽天プレミアムカード(限度額最高300万)
  • エポスプラチナカード(限度額最高1500万円)

また、せどりで稼いで旅行に行きたいというのであれば、マイルの貯まりやすいアメックス系のクレジットカードもおすすめ。

アメックス系は限度額が多いことが特徴なので、メインカードとしてもおすすめできます。その上、マイルが貯まりやすいので一石二鳥です。

ぜひ参考にしていただければと思います。

せどりにおすすめのクレジットカードは、こちらの記事「【厳選】せどりにおすすめのクレジットカードを紹介!」で紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

せどり歴9年目の中古メディアせどらー。本・CD・DVDがメイン。副業で本せどり開始→CD・DVDの多ジャンルへ→2年後独立。マイナージャンルが得意で、店舗・電脳を駆使してせどりしてます。

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