ブックオフせどりの仕入れのコツや狙い目を解説!

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中古商品の定番仕入れ先「ブックオフ」。

せどり初心者でも仕入れがしやすく、せどり入門としてもおすすめできる仕入れ先ですね。

とはいうものの、

  • ブックオフで仕入れをしているけど、なかなか利益商品が見つからない
  • ブックオフで効率よく仕入れる方法が知りたい

こんな風に悩んでいる方も多いかと思います。

そこで本記事では、ブックオフせどりの仕入れのコツや狙い目を解説したいと思います。

目次

ブックオフせどりのメリット

まず、ブックオフせどりのメリットを解説します。

流通量・取り扱いジャンルが豊富

ブックオフは近年、中古メディア中心ではなく、トータルリユース業へとシフトしているだけあり、幅広いジャンルを扱っています。

  • CD
  • DVD
  • おもちゃ
  • 家電
  • ブランド品
  • ゲーム
  • 洋服

上記の他にもたくさんのジャンルを取り扱っています。

そのため、個人の状況に応じて仕入れ対象を選びやすいというメリットもあります。

例えば、以下のような感じです。

  • 資金がない人であれば、仕入れ単価の安い本に取り組む
  • 資金に余裕がある人は、中古DVDや中古家電など高単価商品に取り組む
  • 洋服に詳しければ古着せどりに取り組む

こんな感じで、ブックオフだけでも様々なジャンルを選ぶことができます。

また、商品の流通量は中古ショップとして国内最大級を誇るので、商品の回転が良く、仕入れ対象商品が多いのも特徴。

リピート仕入れがしやすい

ブックオフは基本的には全国統一価格なので、どの店舗でも同じ価格で店頭に並んでいます。(一部を除く)

流通の多い商品であれば、他の店舗でも同じ価格で仕入れられることができるので、リピート仕入れがしやすいというメリットがあります。

関連記事:電脳せどりの商品リストの作り方とリピート仕入れのやり方を解説!

また、ヤフオクは「ブックオフオンライン」などネットでも販売しているので、店舗で仕入れた商品が売れたら、ネットで仕入れてリピート販売をするといったことがしやすいです。

ブックオフせどり攻略の前提条件

ブックオフせどりを攻略するには、店舗の特徴をおさえておくことが重要です。

店舗の特徴を把握できるかどうかで、今後の仕入れ効率に大きく影響が出てきます。

流通の多い店舗を優先する

せどりで稼ぐには、仕入れスキルはもちろん大事です。

しかし、いくら仕入れスキルが高いからといっても、店舗に利益商品が置いてなければ仕入れをすることはできません。

そこで重要になってくるのが、店舗の商品の流通量(商品が回転しているかどうか)です。

利益商品はせどらーがどんどん仕入れていくので、商品が回転していない店舗だと利益商品は仕入れにくいです。

商品が回転している店舗であれば、新しい商品が店舗に置かれているので「他のせどらーに検索されていない利益商品」に出会う可能性が高まります。

基本的には、以下のように店舗の規模が大きくなれば流通量は多くなります。

大型店>中型店>小型店

中型店でも商品が全然回転していないような店舗もあったり、小型店だけど比較的回転が良かったりするので、店舗ごとにチェックしてみましょう。

流通量をチェックするには?

流通量が多いかどうかの目安は、以下のとおり。

  • 品出し量
  • 買い取り量
  • 商品のほこり

品出し量ですが、レジ裏に積まれている商品の数や、赤棚に置かれている商品の量で確認することができます。

品出し量が多いということは、店舗の商品の回転がいい証拠です。

また、品出し量が多いということは、在庫が余ってくる可能性が出てきます。そうすると「トコロテン」や「ディスカウント」が行われることも多くなってきます。

次に買い取り量ですが、買い取り量が多いということは、その店舗に品出しされる量も多くなるということです。

※厳密にはブックオフの買い取りでは、買い取ったすべての商品をその店舗で品出しするわけではありません。ネット販売用や他店用に倉庫に送ったりもします。

商品のほこりをかぶっている商品が少ないことも、流通が多いかどうかの目安になります。

たまに、店のほとんどの商品がほこりをかぶっているような店舗だったり、日差しが入ってくる店舗だと商品が日焼けしていたりもします。

こういった商品がたくさんあるということは、店の商品があまり回転していない証拠です。

逆に、ほこりをかぶっているような商品が少ない場合は、店の商品がよく回転していると判断できます。

店舗の特徴をおさえる

店舗のクセや特徴を見抜くことで、仕入れの効率はかなり変わってきます。

例えば、次のようなことが挙げられます。

  • トコロテンが定期的にある(さらに値引き額が大きい/小さい)
  • 単品管理ではない商品の値付けが甘い/厳しい
  • 大型メディアが定期的に割引される/されない

店舗によって方針は様々なので、利益が取りやすい店舗もあれば取りにくい店舗もあります。

店舗のクセや特徴を把握するには、何度も通い詰めて自分なりのデータを取っておきましょう。

また、品出しのルーティンを把握しておくこともプラスになります。

ブックオフでは、基本的には品出しのルーティーンが決まっていることが多いです。

例えば、以下のような感じです。

  • 月曜日と水曜日のお昼から夕方に本を品出し
  • 火曜日と木曜日の夜にCD・DVDを品出し

ブックオフで一番仕入れがしやすいのは、新しい商品が品出しされた後です。

あらかじめ品出しの日時がわかっていれば、品出しされた後の時間に仕入れに行くことができるので効率よくリサーチができます。

自分が通う店舗の「品出しルーティン」を把握しておくことも1つの攻略法です。

ブックオフせどりに必要なツール

ブックオフでせどりをするときに必要なのが、以下の2つのツールです。

  • ランキングチェックツール
  • バーコード検索アプリ

これまで6年以上ブックオフせどりで稼いでいる経験からいっても、上記2つのアプリをスマホに入れておけば問題ありません。

ランキングチェックツール

ランキングチェックツールは、Amazonの相場や売れ行きをグラフ化してくれるツールのこと。

おすすめは、無料で機能性抜群のモノトレーサーです。

モノトレーサー公式サイト

画面は以下のような感じです。

モノトレーサーのグラフ画面

見た目もシンプルで使いやすいので、ランキングチェックツールの中でも特におすすめです。

モノトレーサーについては、モノトレーサーの機能や使い方を詳しく解説【アプリ連携も紹介】を参考にしてみてください。

バーコード検索アプリ

ブックオフでせどりをする上で、インストールしておきたいのがバーコード検索アプリ。

検索アプリは、商品のバーコードを読み込んで、Amazonの商品情報を表示してくれるアプリになります。

検索アプリは、以下のどちらかがおすすめ。

というのも、両ツールはブックオフのインストアコード読み込みに対応しているからです。

インストアコードとは、以下のようなブックオフ独自のバーコードのこと。

場合によっては、インストアコードのシールで商品のバーコードが隠れていることがあります。

商品のバーコードが隠れていると、JANコードや商品名を手打ち検索しなければいけないので、非常に検索効率が悪くなります。

アマコードプロ、せどりすとプレミアムを使えば、カメラをかざすだけでブックオフのインストアコードを読み込んでくれるので効率が落ちません。

圧倒的に作業効率が上がるので、どちらかのアプリをインストールしておきましょう。

両アプリについては、以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。

アマコードプロの場合は、ランキングチェック機能も搭載しているので、アプリ1つで検索から相場チェックなどすべての流れをこなせます。

せどりすとプレミアムの場合は、モノトレーサーやKeepaを使って仕入れ判断を行いましょう。

ブックオフせどり仕入れのコツや狙い目

トコロテン

ブックオフでは定期的に「トコロテン」と呼ばれる値下げが行われます。

上の画像のように、値札シールの上にさらにシールが重ねられていますね。これがトコロテン(値引き)です。

この商品の場合だと、約3000円が970円にまで値下げされています。

ブックオフは大量の本の買取をしているので、棚にある本をどんどん売っていかないと、新しく買い取った本を品出しできません。そのため、値下げをしてでも売っていこうというのが1つの理由です。

また、単に店舗の売り上げが悪いので、売り上げをあげるために値下げをして売り捌こうといった場合もあります。

トコロテンされていることは、商品を手に取れば一目でわかります。そのため、商品知識のいらない仕入れになるのでせどり初心者の狙い目です。

トコロテンを見つけたら、他の棚にある商品もトコロテンされていないかチェックしてみてくださいね。

トコロテンの頻度や値下げ幅は店舗により異なるので、店舗ごとのデータを収集してきましょう。もちろんトコロテンの値引き額が大きい店舗が狙い目になってきます。

大型商品コーナー

ブックオフの稼げる棚の1つが大型商品コーナー。

大型コーナーが稼ぎやすい理由はいくつかあります。

  • ライバルが比較的少ない
  • 限定版商品が多く利益が取りやすい
  • 割引が行われることがある

大型商品は限定版商品であることが多いので、利益が取りやすい傾向にあります。

しかし、大きすぎて持ち運びが不便です。そのため大型商品を敬遠するせどらーは多く、ライバルが比較的少ないです。

また、店舗というのはスペースに限りがあるので、大型商品を長いあいだ店舗に置いておきたくないもの。

なので、定期的に割引が行われたりもします。

割引に関しては店舗によるので、先ほど説明したように店舗ごとにデータを取っておきましょう。

ウルトラセール

本が全品20%オフになるウルトラセール。店舗によってはCDやDVDもセール対象になることがあります。

普段より圧倒的に仕入れがしやすくなるので、初心者の人でも参加することをおすすめします。

ウルトラセールを攻略するには、事前準備が大切です。

事前準備を怠る人は多いですが、これをするだけでスタートダッシュで差をつけることができますし、初心者でも利益をとっていくことができます。

ブックオフのウルトラセール攻略法については、こちらの記事で解説しています。

赤カート

ブックオフには、赤カートが置いてあると思います。

赤カートには、これから品出ししようとする商品が置かれています。

つまり、赤カートにある商品は「他のせどらーにチェックされていない可能性が高い」ので、利益商品が見つけやすいです。

注意点としては、店舗によって赤カートの商品を検索されることを嫌がる店舗もあるので注意しましょう。

値札シール

ブックオフのシールには、以下の2種類が存在します。

  • インストアコードシール
  • 季節シール

ブックオフのシールを見ると、品出しされた時期がわかるので、新しく品出しされた商品を判別しやすくなります。

新しく品出しされたということは、他のせどらーに検索されていない可能性が高いです。

値札シールを使うと、こういった判別もできるので仕入れの効率化にもつながります。

詳しくはこちらの記事「せどり初心者でも使える!ブックオフ値札シールの賢い活用法とは」で解説しています。

ブックオフのデータにない商品

ブックオフでは、商品タイトルの記載されていない値札ラベルを見かけることがあると思います。

こんな感じのシールですね。

このシールが貼られている商品は、

  • ブックオフのデータベースにデータがない
  • 商品パッケージにバーコードや規格番号がないため、スタッフが適当に値付けした

といったパターンが多いです。

そのため、値付けをするのは、その商品を取り扱う店舗(担当者)次第ということになります。

店舗によって、Amazon相場やヤフオク相場を調べて値付けする店舗もあれば、担当者のさじ加減で値付けする店舗もあります。

担当者のさじ加減で値付けされた商品の場合、相場よりはるかにやすい値付けされることもあります。

かなりの利益が取れることが多いので、白の値札シールは必ずチェックしましょう。

先ほどの商品は19800円で販売することができました。

単品管理の穴

ブックオフの商品価格は、全国統一価格なのが特徴です。

基本的には、同じ商品であればどの店舗に行っても、同じ価格で置いてあります。

しかし、あくまで「基本的には」です。

ブックオフの価格ラベルは、スタッフの手によって貼り替えが行われます。

そのため、店舗の全商品の価格ラベルを、毎月必ず新しい価格ラベルに貼り替えるということはできません。

例えば、以前売ったこちらの商品。

この商品は4280円で仕入れて8280円で販売しました。

私が仕入れたのは2020年7月後半だったのですが、2020年6月のラベルで価格は4280円でした。

ちなみにですが、2020年8月の価格は5980円です。さすがに5980円では、仕入れ対象になりません。

1700円も価格差がありますね。

これが何を意味するかわかるでしょうか?

ブックオフは全国統一価格を導入しており、毎月最新の価格に更新されますが、ラベルが貼り替えられなければ、価格にズレが出てくるということです。

こういったラベルの貼り替えがされていないがために、1000円以上価格差がある商品というのは意外とあります。

ブックオフの商品は、どこの店舗に行っても価格は同じと言われますが、実際はすべて同じ価格ではありません。

なので、単品管理の穴によって生まれた価格差と、出品状況の流れによっては利益が取れる商品というのが出てきます。

こういった視点をもって検索してみるのも1つのテクニックになります。

特典ありの商品

先ほども、ブックオフの商品価格は、全国統一価格だと書きました。

つまり、状態に差があったり、特典が付属しているからといって、価格が変わるといったことはありません。

例えば、以下の2つの本があるとします。

  • ほぼ新品に近い綺麗な中古本
  • 多少の使用感がある一般的な中古本

普通であれば、2つの商品を比べると①の商品の方が高く売ることができます。

しかし、ブックオフではこうした状態の差を価格に反映することはありません。

なので、ブックオフの商品価格が一般的な相場だとしても、①のような商品で利益を取ることができます。

※「書き込みがある」とか「大きな傷みがある」場合は、値引きされることはあります。

他の例をみてみます。

  • 特典ありの初回限定版DVD
  • 特典なしの初回限定版DVD

①であれば一般的な相場より高く売ることができますが、ブックオフでは特典が付属していることは考慮していない価格になっています。

※特典が欠品しているの場合は、割引されることはあります。

このように、状態が綺麗だとか、特典が付いているからという理由で、価格を高くすることはありません。

こういったところも狙い目になってきます。

人的ミスを見逃さない

ブックオフの店舗運営にはどうしても人が介在します。

なのでどこかしらでミスは起こりますし、ブックオフとしても完全に防ぐことはできません。

例えば、こんな商品がありました。

けいおん!のBlu-rayが「ボックス付き全巻セット」で置いてあったのですが、値札を見ると1巻の値札シール(1250円)が貼ってありました。

けいおん! 初回版全7巻セット [マーケットプレイス Blu-rayセット]

1250円仕入れで6900円販売
利益:4000円

本来なら、全巻別々に売るか、全巻セット価格で品出しするべきですが、値付けした人が勘違いしたのでしょう。

他にも人的ミスはたくさんあります。

  • 1巻と2巻の値札を逆に貼っている
  • そもそも全く違う商品の値札が貼られている
  • 半額にすべきトコロテンなのに(本来なら6000円→3000円)、桁を1つ間違えたのか300円になっていた

こういった人的ミスは利益が取れることが多いです。

頻繁にあるわけではないですが、常に見逃さないようにチェックしましょう。

ブックオフせどりの注意点

せどり禁止店舗が増えている

近年では、「せどり禁止」「ビーム禁止」のブックオフ店舗が増えているようです。

これは定期的に繰り返される処置なのですが、最近またブックオフでのリサーチが厳しくなっているようです。

そのため、店舗によっては仕入れができない可能性もあるので、店舗内の張り紙などをチェックしておきましょう。

ブックオフ公式アプリを忘れずに

まずは、ブックオフ公式アプリをスマホに入れておきましょう。

ブックオフ公式アプリ

ブックオフ公式アプリ

BOOKOFF Corporation Ltd.無料posted withアプリーチ

ブックオフアプリは、会員カードの役割だけでなく、ポイントカード機能も付いていて100円購入ごとに1ポイントたまります。

ブックオフアプリ(ポイント画面)

還元率1%といえど、ブックオフせどりをしていれば、1年でそれなりのポイントになります。

例えば、月の仕入れ額が20万円だったとしても、毎月2,000ポイント、1年間で24,000ポイントです。

自分にちょっとしたご褒美を買うくらいはできますよね。

また、毎月のイベントである29日(ブックの日)では、店舗によってはポイント付与率が5%になります。

29日はせどらーが多くなる日ですが、ポイント+5%の店舗だと魅力がないのかライバルも少なく意外と仕入れがしやすいですよ。

ためたポイントは「1ポイント=1円」として使えます。

ブックオフ公式アプリは、以下のようなメリットもあります。

  • セール情報が届く
  • 割引クーポンが配布される

登録も無料なので、必ず利用しましょう。

まとめ

ブックオフせどりの仕入れのコツや攻略法を解説してきました。

本記事を参考に、ブックオフ仕入れの見るべきポイントをしっかり押さえることで、利益商品も見つかりやすくなるはずです。

仕入れのコツを知っているかどうかだけでも、仕入れ幅は大きく変わっています。

これまで実践していなかったことがあれば、ぜひ取り入れてみてください。

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この記事を書いた人

独立6年目の中古メディアせどらー。本・CD・DVDがメイン。副業で本せどり開始→CD・DVDの多ジャンルへ→2年後独立。マイナージャンルが得意。

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