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せどりでクレジットカードを使い分ける理由やメリットを解説!

2020年11月23日

せどりのクレジットカードの使い分けについて気になっている人は多いと思いますが、大きく2つに分けることができます。

  • せどり用とプライベート用のクレジットカードの使い分け
  • せどり用クレジットカードの使い分け(締め日の違い)

まず、せどり用とプライベート用のクレジットカードですが、これは分けたほうがいいです。

というのも、せどり用とプライベート用をごっちゃにしていると、帳簿をつけるときの作業が非効率になってしまうからです。

次に、せどり用のクレジットカードの使い分けですが、せどり初心者の人や、キャッシュフローにあまり余裕がない人は使い分けをしましょう。

本記事では、せどりでクレジットカードを使い分ける理由やメリットを解説したいと思います。

せどり用とプライベート用のクレジットカードを分けるべき理由

まず、せどり用とプライベート用のクレジットカードを分けるべき理由について解説します。

お金の管理がしやすい

まず、せどり用とプライベート用のクレジットカードを分けることで、単純にお金の管理がしやすくなります。

せどりの場合、Amazonやメルカリからの入金、仕入れ代・ツール代・交通費・消耗品といった支出など、様々なお金の出入りがあります。

これらをプライベート用と混同して使っていると、どれがプライベートの支出でどれがせどりの支出なのか、わかりづらくなってしまいます。

記帳する際にも、どれが経費で、どれが個人利用なのかいちいち確認して、経費だけを計上するようにしなければいけないので手間がかかります。しかも、この過程で経費の仕訳のミスが起きる可能性もあります。

あらかじめせどり用とプライベート用に分けておけば、クレジットカードの利用明細がそのまま毎月の経費になるので、収支計算しやすいメリットがあります。

会計ソフトと連携しやすい

Freeeなどの会計ソフトとクレジットカードを連携して、必要経費の仕訳を設定しておくと、データを読み込んだ際に自動的に勘定科目を振り分けて、経費として計上することができます。

しかし、せどりとプライベートの支払いが混在している場合、計上されたものから、事業のとプライベート用に手作業で仕訳を修正しなければいけないので手間がかかります。

ちなみにFreeeでは、あらかじめ仕分け設定しておく機能もありますが、最初は手動で設定しなければいけないので、結局は手間になってしまいます。

せどり用とプライベート用を分けるデメリット

せどり用とプライベート用を分けるデメリットとしては、お店ごとに使い分けをしなければいけないのが面倒です。

例えば、

  • スーパーやコンビニではプライベート用カード。
  • 仕入れ先での支払いや、カフェで作業をするときはせどり用
  • 楽天で商品を買うにしても、せどり用とプライベート用に分ける

といった感じで、面倒ではあります。

使い分けにおすすめは2枚持ち可能な楽天カード

せどり用とプライベート用のクレジットカードに分ける場合、おすすめなのが楽天カードです。

楽天カードは2枚持ちが可能なので、せどり用とプライベート用のクレジットカードに使い分けるのに最適です。

ポイントも分散することなく、1つにまとめてためることができます。

【1枚持っておきたい】楽天カードがせどり的におすすめな理由を解説!

せどり用クレジットカードを使い分けるメリット

クレジットカードを使い分けるメリットを解説します。

キャッシュフローに余裕を持たせることができる

クレジットカードを使い分けることの1つ目のメリットが「キャッシュフローに余裕を持たせることができる」こと。

例えばですが、Aというクレジットカード1枚しか使っていない場合を考えてみます。

※わかりやすく極端な例で解説しますが、イメージは掴んでもらえると思います。

【クレジットカードA】月末締め、翌月27日払い

10月1日に、クレジットカードAを使って100万円を仕入れた。

次の支払いは翌月27日なので60日近く猶予があります。

この場合、クレジットカードAの支払い期間を最大限生かした仕入れができています。

今度は別のパターンをみてみます。

10月25日に、クレジットカードAを使って100万円を仕入れた。

次の支払いは翌月27日なので、支払いまでの猶予は30日くらいしかありません。

10月1日に仕入れた場合と違って、猶予期間が短いため焦って商品を売らなければなりません。

場合によっては「損切りしてでも商品を売り切らなければ資金を回収できない」ということもあり得ます。

「クレジットカードA」1枚だけを使う場合、月の後半に仕入れるほど支払いまでの猶予期間は短くなります。なのでキャッシュフローに余裕がない場合、月の後半になると仕入れがしにくい状態となります。

「自分は月の前半しか仕入れない」というのであればいいのですが、実際そういうわけにはいかない人がほとんどかと思います。

では、クレジットカードAと違う締め日のクレジットカードBの両方を使い分けた場合を考えてみます。

例えばですが、

【クレジットカードA】月末締め、翌月27日払い

1日から20日までの仕入れに使う

 

【クレジットカードB】20日締め、翌月10日払い

21日から月末までの仕入れに使う

このようにすれば、それぞれの支払い期間を有効に活用できます。

クレジットカードAの支払い期間は約40日。

クレジットカードBの支払い期間は約40日。

こんな感じでバランスよく支払い期間を調整することができます。

※FBA納品までの日数や、Amazonからの入金サイクル次第なので数日のズレはでてきます。

限度額を増やすことができる

クレジットカードを使い分けるもう1つのメリットが「限度額を増やすことができる」こと。

  • 一般的なクレジットカードだと限度額は最高で100万円
  • ゴールドカードで限度額は最高で200万円

あくまで最高限度額なので、それ未満の人も多いはず。

クレジットカード1枚だけだと「限度額が足りないよ」という人もいるでしょう。

しかし、クレジットカードを2枚持つことで、その限度額を増やすことができます。

「クレジットカードAの限度額が100万円だけど、これだけだと足りない」という場合は、クレジットカードBを作ることでさらに限度額100万円がもらえれば、合計で200万円使えることになります。

特にせどり初心者のうちは、クレジットカードの限度額が低いことが多いので、3枚程度作っておくといいかと思います。

まとめ

せどりでクレジットカードを使い分ける理由やメリットを解説してきました。

まずは、せどり用とプライベート用のクレジットカードを分けて使うことで、お金の管理をしやすくすることが大切です。

その上で、以下に該当する人は、せどり用のクレジットカードを使い分けることで、キャッシュフローに余裕を持たせたせどりをしていくことができます。

  • せどり初心者
  • キャッシュフローに余裕がない人
  • 手持ちのクレジットカードの限度額が低い人

せどり初心者の場合は、仕入れ基準も安定していない場合も多いので、できるだけ支払い期間を伸ばすと言う意味で、締め日の違うクレジットカードを使い分けたほうがいいです。

また、キャッシュフローに余裕がない人も、クレジットカードの使い分けをして支払い期間の猶予を伸ばしたほうが、焦らず販売していくことができます。

手持ちのクレジットカードの限度額が低い人も、カードを増やすことで限度額が増えるのでおすすめです。

反対に、クジレットカードを使い分ける必要のない人は以下のとおりです。

  • キャッシュフローに余裕がある人
  • 限度額にも余裕がある人

キャッシュフローに余裕があり、限度額にも余裕があるのであれば、1枚のクレジットカードを集中して使ったほうが管理もラクですし、ポイントも1つに集中してためることができます。

以上、せどりでクレジットカードを使い分けるメリットと使い分ける基準の解説でした。

ご自身のキャッシュフローなどを考慮して、クレジットカードのメリットをうまく使いましょう。

せどりにおすすめのクレジットカードは「せどりにおすすめのクレジットカードを厳選!カード選びの基準も解説!」で解説しているので、こちらも参考にしてみてください。

この記事を書いた人

くりすぷ

せどり歴6年(独立4年)の中古メディアせどらー。副業で本せどり開始→CD・DVDの多ジャンルへ→独立後ブログで収入を複数化。せどりはマイナージャンル、プレミアが得意。せどりで稼ぐ情報をメインにブログ、ポイ活についても発信しています。

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